日本にはいないカワセミ「コウハシショウビン」

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Fujifilm X-T5 / Tamron 150-500mm f5-6.7
photo by yotarosuite thailand

“撮ったどー-!”ということで、、カワセミの一種「コウハシショウビン」。今までも何度か見かけて写真に収めたことはありますが、ここまでしっかり撮れたのは今回が初めてです。

熱帯インド亜大陸と東南アジアに広く生息しているカワセミの中でもサイズの大きなブッポウソウ目カワセミ科の鳥「コウハシショウビン」です。日本にはいない種類のカワセミみたいですが、タイでも僕自身は2つの場所でしか見かけた事がないので、沢山生息しているわけでは無いのかも知れません。最近バンコクではつがいのコウハシショウビンが目撃されて、タイ人の野鳥撮影好きたちが連日のように自然公園の一か所に集まって撮影をしています。今回僕は同じ公園の別のエリアにある草木で茂った小さなため池で一羽のコウハシショウビンを見かけて撮影をしました。

このため池には季節ごとに何種類かのカワセミが生息していることは前々から知っていて、カワセミはいるかな?とたまに見には行くのですが、コウハシショウビンは警戒心も強く林の中の見つけにくい所に普段いるのと、カラスが異常に多い場所でもあり(なので他の撮影者を見かけないです)、少しでも気づかれるとカラスが一斉に鳴き出し、コウハシショウビンもすごいスピードでどこか飛び立ってしまうので、これまでなかなかちゃんと撮影する機会がありませんでした。

ただし、今回は違っていた。

Stork-billed Kingfisher – コウハシショウビン –
@F/6.7 1/500s ISO-1600 500mm(35eq.750mm)
@F/6.3 1/2000s ISO-2000 447mm(35eq.671mm)
@F/5.6 1/1600s ISO-1600 334mm(35eq. 501mm)
※うまく再生されない時はYouTubeに移動してご覧ください。

ため池の場所から立ち去ろうと歩いていたら、ため池にある木の枝に一羽のコウハシショウビンがエサを探しながら止まっていました。ちょうど光の差し加減のせいか、僕の存在には全く気づいていないようです。カラスも鳴かずに静か。僕の中では1時間ぐらいいたように感じたけど実際は15分とかもっと短い時間だったかも知れませんが、ため池にはコウハシショウビンだけという滅多にない光景。

結局水面に飛び込む瞬間は速すぎて撮ることができなかったけど、計3回ぐらい小魚を捕まえるために水の中に飛び込んでいくところを目撃しました。それでも小魚を捕まえて飛んでるところや、木の枝に止まってる姿など今までになくしっかりと撮影することができました。飛翔シーンはもう1ランク、2ランクぐらいしっかりフォーカスを合わせて撮りたかったですが、フジフイルムのカメラ性能でここまで撮れたら良し!というところかなと思います。フジの中では速い部類に入るAF性能と鳥の被写体検出を搭載したX-T5ではありますが、それでも撮っててこれは難しいと感じました、、汗

しかし今回は、今まで何度もこのため池を訪れても、コウハシショウビンのこういう光景に出くわした事が無かったので、良い機会に恵まれました。とにかく運が良かったです。

このカメラとレンズで撮影しました。

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