「星が撮りたくて」in カオヤイ国立公園

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Fujifilm X-E4 / XF35mm, XC50-230mm, Samyang12mmF2.0
※星景撮影はSamyang12mmを使用

僕の人生の中でもとても大きな経験になりました。

タイ人のプロ写真家さんが主宰する『星景写真』の撮影ツアーに参加してバンコクから車で4時間ほどの所にある『カオヤイ国立公園』まで泊りで行ってきました。ここはタイで初めて認定された国立公園だそうで野生のゾウがいることででも有名な世界自然遺産にもなってる場所です。公園と呼ぶにはあまりにも大きく、イメージで言えばただただ大きな山です。

僕はこれまで特段『星景写真』に興味があったわけでも(というよりバンコクではほとんど星が見えませんので)、この場所に自分たちだけで行くのが難しいというわけでも無いのですが、この撮影ツアーに参加した一番の理由はタイのリアルなカメラシーンを覗いてみたい。よはタイ人の写真家たちの世界に交ざってみたい。これが大きな理由でした。以前、タイ人の人たちが集まってフクロウの撮影会をしているところに飛び入りで参加させてもらい(一応そういうのがあるのは事前に調べてました)、それからSNSなどでのメッセージのやり取りが続き、今回の『星景写真』の撮影ツアーのお誘いをもらったというわけです。正確に言えば、彼女(僕の奥さんでタイ人です)がタイ語でやり取りを続けてくれてて、僕が何かにハマるととことんなのは彼女も知ってるので、タイ人の写真家さんたちとの交流の機会を作ってくれたわけですね。まじ感謝。

参加者は僕と彼女をいれた11名。現地では星景撮影の先生やサポートスタッフ(カメラの生徒さんかも)、それとツアーバスの運転手さんを含めた計16名で行動。もちろん僕以外は彼女も含めて全員タイ人ですw 僕は行くまで数人で山に行って星撮影をするのかなぐらいを想像してたのですが、これがもう教室を使った撮影授業とかもあって、かなり本格的な撮影ツアーでした。けっこう年配の方たちばかりでしたが(サポートしてくれた人たちは若い)、僕以外の参加者みなさんが長年カメラ撮影を楽しんでる方や、プロの写真家さんたちなんです。なのでカメラ機材や、三脚を立てて撮影する姿を横で見てるだけでもとても勉強になることばかりで(そしてみんなすごい教えてくれる)、とても貴重な経験をしました。ちなみにサポートしてくれた生徒さんたちも、大砲みたいに大きなレンズにニコンのZ9やフジのX-H2Sなどのカメラで想像を4つか5つほど上いく最強装備でした。。

懐中電灯ないと何も見えない所で星の撮影

「星が撮りたくて」というよりは、みんなの後に付いて「星を撮ってみた」という感じの撮影ツアーでしたが、僕がこのツアー中で特に興奮したのが野性のゾウを撮影しに行った時。ゾウがというより、すごい数のタイ人のカメラ愛好家たちが大砲レンズを持って集まっていて、上は70ぐらいから、下はほんと10代ぐらいの子たちまで。それに20代ぐらいの少しヤンチャそうなタイ人たちも大砲レンズを持って集まっていて、“あー今まじのタイのカメラシーンの中にいる俺”みたいな、10代のころ初めて地下にあるライブハウスに足を踏み入れた時のような、リアルな空間に触れた興奮がありました。

個人的には滝の写真三枚がお気に入りです。滝とか激しい水の流れを撮影するのは初めてで、足場も大きな岩だらけで水しぶきもあるハードな環境で必死にカメラ守りながら撮影しました..(汗)

いや、良いですよカメラ。ほんと。また参加したいな。

2022年10月23-24日 カオヤイ国立公園

星景写真はこちらのレンズを使用

こちらのカメラとレンズで撮影しました。

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