X-T5で「カワセミの飛翔撮影」

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Common-Kingfisher -カワセミ-
XF70-300mm @ f6.4 1/2500ss ISO-640 450mm(35mm換算)
Peid Kingfisher -ヒメヤマセミ-
XF70-300mm @ f6.4 1/2500ss ISO-400 450mm(35mm換算)

Fujifilm X-T5 / XF70-300mm f4-5.6
photo by yotarosuite

カワセミとカワセミの仲間ヒメヤマセミです。旧正月(春節)にあたる1月23日に、アユタヤ方面までネットの情報を頼りにカワセミ撮影に行ってきました。撮影後にそのままアユタヤのお寺巡りもしようと考えてたわけですが、旧正月ということもあってお寺方面は車も人も想像以上に多く、駐車すらできなかったので、そのままバンコクに戻ってきました。なのでカワセミ撮影だけのためにアユタヤまで行った旧正月となったわけですが、アユタヤは大きな川から小さな小川までほんと沢山の川が流れてて、僕が住むバンコクと比べても大分自然が多いまだまだ田舎町という感じの地域ではあるのですが、そんなアユタヤでもカワセミが生息しているのはほんの限られた場所だけのようです(多分見つけられる場所がというのが正しいかも)。

到着すると大きなレンズを持ったタイの人たちがすでに何人か川岸の一か所に集まっていて、カワセミのいるポイントを探すというような撮影場所で迷うということはありませんでした(普段はほぼ探し回って時間が過ぎますが)。僕が住むバンコクでもカワセミのいる自然公園がいくつかありますが、草木の茂みのようなところにいることが多く、川辺で飛んでるところを撮影してみたい。それとアオショウビンやヤマショウビンなどのカワセミの仲間は見かけますが、いわゆるメインの“カワセミ”は見たことが無かったので、それもあって今回アユタヤまで足を運びました。

野鳥撮影の中でも特にカワセミは見つけるのもそこそこ大変なので、ポケモン探しのような面白さがあるのかも知れません。ネットなどで目にする情報ではバンコク近郊で見られるカワセミは4、5種類。タイ全土だと16種類ぐらいのカワセミがいるようです。鳥を撮ってて思うのが重要なのはリアル。僕は動物園に一度撮影に出掛けましたが、その一回でわかりました。動物園じゃ意味無いなと。野生のトラやライオンを撮るわけにはいかないので(いずれ機会があれば撮ってみたい)、そうなると野鳥なわけです。多分ここら辺はみんな同じような感覚で野鳥撮影に辿り着いてるのかも知れませんが。

それとフジフイルムのミラーレスカメラX-T5。それに今回のカワセミ撮影でも使ったXF70-300mm f4-5.6の望遠ズームレンズ。この機材になったことも野鳥撮影に自分の比重が大きく傾いたキッカケでもあります。X-T5の前に使っていたX-E4とXC50-230mm f4.5-6.7のズームレンズでは、鳥を撮影するだけで精一杯。とくに飛んでる野鳥の“飛翔シーン”ともなると、シャッターを何度も押してラッキーな一枚をたぐり寄せるしかなかったのが、X-T5とXF70-300mm f4-5.6のレンズになったことで、ちゃんと飛んでる鳥が撮影できるようになりました。この点についてはカメラそのものの性能レベルの問題なので、カメラ本体がX-T5になって解消されたことがほんと大きいです。

ほんの少し前の以前自分が撮影した野鳥写真を見ても、X-T5とXF70-300mmのレンズにしてから大分写真のレベルが上がったように感じます。まだまだ道半ばという感じではありますが。良い写真が撮れるようになってきた実感はあります。

こちらのカメラとレンズで撮影しました。

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