飛翔組曲 – Flying Suite –
@ F/6.3 1/800ss ISO-3200 474mm(710mm)
@ F/6.7 1/1600ss ISO-250 500mm(750mm)
Fujifilm X-T5 / Tamron 150-500mm f5-6.7
photo by yotarosuite
バンコクではありますが僕が住む街の中心地辺りからは車で1時間ほどのところにX-T5にタムロン150-500mmの超望遠ズームレンズを付けて野鳥の飛翔撮影に行ってきました。このエリアのお気に入りは何といってもトビが上空を飛んでいることです。手が届く位置までとは言いませんが、スマートフォンでもそれなりに大きく撮れるぐらい接近してくることもあるんです。
ただここ最近はタイのどこに行っても野鳥の数自体が少ないです(カワセミとかはほぼ見かけません)。1年中夏みたいなタイと言えども、それなりに鳥にとってのシーズンがあるのかも知れません。それとタイは今PM2.5(大気汚染)のせいで日中も空が少し濁ってるので、鳥たちがどこかきれいな場所に飛んで行ってしまったのかも知れません。どちらにしてもここ最近のタイは“野鳥シーズンでは無い”感じがあります。この期間にXF35mm f1.4 R以外でもう一本AFの速い単焦点レンズか、F値が固定のズームレンズでも買って、野鳥以外のライブハウスでの撮影なんかも力を入れようかなと考えてます。
上空で大きく撮れた飛翔写真を何枚かピックアップ、それと水辺で撮影したトビの写真です。Lightroomで現像の際にトリミングもしてますが、元の写真もなかなか大きく撮れました。お気に入りはダイサギの飛翔写真です。バックの空が良い感じに写ると野鳥含めて写真全体とても良く感じます。僕は空が青一色単みたいなのはあまり好きじゃないので、カメラ側の設定もレンズを上空に向ける時の角度もバックを意識しておこないます。ただ空をコントロールできるほどの腕はありませんので、多少運次第にはなってしまいますが。。
<Tamron 150-500mm f5-6.7で>
僕が使ってるフジフイルム用のタムロン150-500mmの超望遠ズームレンズは、望遠端の500mm側でF6.7からとなりますが、474mmの位置にズームを縮めるとF6.3に下げることができます。PM2.5(大気汚染)のせいもあって全体的に少し空が薄暗く、特に夕方近い時間帯の撮影では常にレンズを474mmに固定してF6.3で撮影してました。ただ、それでも撮影しながらF5.6ぐらいは欲しいなと感じる場面が多々ありました。このタムロンのズームレンズはF5.6だと焦点距離が370mmまで縮んでしまうので、そこがちょっと物足りません。現状のフジフイルムのAPS-Cミラーレスカメラでの野鳥撮影では、超望遠域の選べるレンズが少なくF値もなかなか満足とはいきません。第五世代のX-T5は被写体認識【鳥】も入ったわけなので、フジからも1本F4通しの超望遠レンズなんかが出てくれると嬉しいなと思います。高いだろうけど、今の僕なら出たら買ってしまうかも..
しかしまぁ僕にとっての野鳥撮影は飛翔撮影なんだなと思います。広大な大地の上空を野鳥たちがまるでライブやミュージカルの演者のように舞ってる姿は単純に見てて感動します。野鳥の鳴き声も森の奥からカワセミの鳴き声が聞こえてくる時なんかはそれだけでわくわくします。結局鳥を撮るのが好きなだけなんだと思います..(笑)
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