X-T5で「海岸沿いの野鳥撮影」

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Fujifilm X-T5 / Tamron 150-500mm f5-6.7
photo by yotarosuite

パタヤのナークルア方面の海沿いまで泊まりで野鳥撮影に行ってきました。ここは僕のお気に入りの野鳥撮影スポットで目当ては海をバックにシラサギの飛翔を今こつこつと準備している制作物用に撮影したかったのですが、季節的なせいか海岸沿いは夕方近くまで潮が引いててほぼ砂浜状態になっていました。。この場所は周りにシーフードレストランなども多く、特にゴミなどが海にも散乱している場所で(レストランが多いからゴミが散乱してるというのもおかしな話ですが)、海をバックに地面を写さない撮影じゃないとあまり綺麗では無いので、午前中は岸から降りて砂浜を歩きながら上空を飛んでるサギやカモメ、アジサシなどを撮影。その後はご飯に行ったりホテルのプールに行ったり、潮が戻ってくる夕方5時ごろに再度訪れて野鳥撮影再開となりました。

明るい時間帯に海をバックに撮影がしたかったので当初の目的とは少しズレてしまいましたが、夕方からはクロハラアジサシが沢山飛んでいて、紅色の太陽が海に反射してなかなか綺麗な海をバックに野鳥撮影ができました。下の写真は夕方撮影したアジサシの写真ですが、RAWで撮ってるので完全撮って出しの色とまではいきませんが、ほぼナチュラルな色のまま現像してます。タムロン150-500mm f5-6.7のズームレンズは、玉ボケのような背景ボケはあまり出ないのですが、その代わりとても印象的な色味をした背景が写りこんでくれます。このレンズにしてからは今まで以上に背景にも意識がいくようになりました。タムロンのこのレンズはフジフイルムの純正レンズと比べて色が特徴的だと思います。ただ逆に言えば、あまり背景がボケにくいレンズではあるので、基本タムロンのこのレンズは背景とセットで撮影して良い写真が生まれるという感じがしてます。

アップした写真の上の方にツバメの飛翔写真がありますが、何度もトライしてようやく撮れた一枚です。ツバメ自体の飛翔スピードがとても速いというのもありますが、フジフイルムのカメラだとAFスピードが速いこのタムロン150-500mmのレンズをしても、構図を意識して撮るほどの余裕は無く、AFを合わせるだけで精一杯という感じです。ここらへんがソニーやオリンパスなんかのAFに強いと言われるカメラと、フジフイルムとの境界線なのかなと感じています。野鳥撮影はその時、その時出会いが一瞬なので、撮る、撮らない(撮れない)では無く、どんな野鳥でも撮ることのできるカメラがベストだと思います。特に飛んでる鳥の撮影は、やっぱり野鳥撮影の醍醐味の一つだと思いますので。大体の鳥は空を自由に飛べるわけなので、やはりそれはしっかり写真に収めたいですよね。ここら辺は何度も何度も口すっぱくではありますが、フジにもAFの改善は頑張ってもらいたいです。

さて、パタヤでの野鳥撮影ですが、パタヤ自体はバンコクからも車で2時間ぐらいなので何度も訪れた事のある場所ですが、野鳥撮影のスポットと言えるような場所があまり多くありません。当然、鳥自体はそこら中で飛んではいますが、わざわざ野鳥撮影のために訪れるほどの場所があまりありません(僕もナークルアのこのスポットぐらいしか知りません)。ただ、海での撮影は日が落ちだした時間帯でもISOを低めに設定しやすく、撮れ高は高いように感じます。海に旅行がてら撮影メインでは無いぐらいでのナークルアでの野鳥撮影はおすすめかも知れません。

ホテルのベランダから撮れた「ヤツガシラ」

このカメラとレンズで撮影しました。

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