「美しくササゴイの撮影」
綺麗に鳥を撮りたい。つまるところ究極のゴールはここなんじゃないかと。僕の使ってるフジフイルムのミラーレスカメラX-T5のXマウント用の超望遠ズームレンズはタムロン製の150-500mm f5-6.7。望遠端500mm(35mm換算750mm)で解放F値が6.7。レンズの明るさは変えられない。となると、変えられるのは空の明るさということで、いつもより2時間ぐらい早く起きて、早朝から車を走らせてバンコクのチャトチャック近くにある「スワンロットファイ(鉄道公園)」自然公園に行ってきました。
池の横の木の枝に止まっていたササゴイを撮影した写真。インドプッポウソウにフクロウ、時期によってはカワセミなんかも生息してる大きな公園なので普段ササゴイを目的に撮影しに来ることは無いのですが、朝の早い時間帯でササゴイがいた場所の光加減がちょうど良かったのか、X-T5のカメラとタムロンの超望遠レンズが普段以上の威力を発揮して大分綺麗に撮れたんじゃないかと思います(個人的にはここらへんがこのカメラとレンズの限界地点な気がしてます)。今度また同じようにこのカメラとレンズで撮影に来ても同じようにまた撮れるのか?それとも今回がたまたま偶然だったのか?今まで僕が撮影した野鳥写真の中でもかなり良い出来なんじゃないかと思います。
これはもう自分が何が好きかという個人の感性になると思いますが、僕はとにかく綺麗な写真が好きで(もっと言えば綺麗というより美しいと感じるような写真)、そこを求めて撮影に励んでるわけですが、そう簡単にいつもいつも自分の思い通りに撮れるというわけでも無いので、何度も足を運びつつ悪戦苦闘を繰り返してます。今回の場合は静止してるササゴイを綺麗に撮ろうとシャッタースピードを落として撮影してる最中に急に飛び立たれたので飛んでるところは綺麗に撮ることが出来ませんでした。ササゴイの飛んでるところは飛んでるところで今度また再チャレンジです。
<フジの野鳥撮影で>
これはレンズよりもカメラ本体という事になってしまうんだろうけど、フジのカメラで野鳥撮影をしてるとシャッターチャンスに弱いことを痛感します。シャッタースピードや連写機能をセットしてボタン一つで切り替えられると良いけど、そういった機能がないので鳥の急な動きに対処することが出来ません。AFのピント速度もすごい速いわけじゃないので、特に飛翔シーンでは初めから飛翔だけを撮るつもりでカメラ準備をしてないとなかなか速い鳥だと合わせることが難しいです。それでもタムロン150-500mmのレンズは400mmオーバーの中フジのシステムと考えるとよく応えてくれてる方だとは思いますが。
@F/6.7 1/500s ISO-3200 500mm(35eq.750mm)
Fujifilm X-T5 / Tamron 150-500mm f5-6.7
photo by yotarosuite
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