「230mmと600mmの世界」

スポンサーリンク
XF50-230mm f4.5-6.7
XF150-600mm f5.6-8
タイでも珍しいフクロウがこの公園には数羽います。ただし、探すのはかなり難しい..

Fujifilm X-E4 / XC50-230mm f4.5-6.7 & XF150-600mm f5.6-8

600mmの大砲レンズを借りてシラチャ方面にあるダム湖までテスト撮影をしに行った次の日の朝。チャトチャックにある「ワチラベンチャタート公園」に行ってきました。

ここ最近、時間を見つけてはXC50-230mmのズームレンズを付けて鳥を中心にカメラを持って撮影に訪れてる場所です。X-E4を買ってからというもの街や建物、それにライブハウスなど、いろいろな所で撮ってはいますが、どうやら僕は動物だったりの生き物や(ただし犬や猫には興味が沸きません)、植物などの自然を撮るのが好きなようです。何だろ?常に街、街、街で育ってきた人間ですが、小さい頃は一人で連日のように電車乗って川まで釣りに行ったり、近くのクヌギの木がある公園にクワガタやカブトムシを取りに行ったりしたので、そこら辺の昔の記憶を懐かしんでるのでしょうか?真意は自分自身でもよくわかりませんが..(笑)

この場所は僕のお気に入りスポットです。

さて、「XF150-600mm f5.6-8」をレンタルしての二日目。今日の昼には返さないといけないので、公園で鳥を見つけては手持ちでパシャパシャとシャッターを押しまくりました。この大砲600mmのズームレンズは僕が持ってるレンズたちとは比べ物にならないぐらい大きいし、確かに重いんだけど、撮ってても言うほど重さが気にならなかったし、何よりレンズ内の手振れ補正がすごい効くので、手持ちで撮ってても全く苦になりません。結果的に二日間とも車には三脚も一緒に持っていてたけど、一度も三脚を使わずに返却しました。システム的にどうかはわからないけど(*対応レンズの中にX-E4は含まれません)、X-E4に付けてのバランスは決して悪くはないんじゃないかなという感じです。

XF150-600mmをX-E4に装着

撮れた写真についてですが、やっぱりXC50-230mmより余裕を持って鳥などの被写体に近づけるのと、レンズそのもののレベルも高いのか、XF150-600mmで撮れた写真の方が2段、3段、もしかしたらそれ以上に良い写真のように思います(ただXC50-230mmも悪くないと思う)。特に鳥などを大きく撮ること自体はXC50-230mmでもできるけど、鳥の表情の、その中の表情みたいなものは、XF150-600mmの方が圧倒的に感じるなと。ただ、例えば公園の背景を入れた写真だったり、風景なんかも撮りたい時はどうしても150-600mmでは画角が狭くて難しく、その点はXC50-230mmの方が寄ったり離れたりといろいろなものが撮れるなと思いました。あくまで被写体に思いっきりフォーカスするためにあるレンズですよね。こういう大砲レンズって。山とかすべてが大きく距離のある場所だったらまた少し撮影感覚は変わってはくるかも知れませんが。

僕は今持ってる中では一番大きく撮れる「XC50-230mm f4.5-6.7」のズームレンズについては、特に解像感(写真のシャープ感みたいなもの)はなかなか100点満足という写真は撮れないですが、それを補うだけの面白いアングルで写真が撮れたり、小さいショルダーバックにも入る携帯性のお陰で、ちょっとした休憩や、レストランなんかにも、どこでも普通に入れるところが良いです。やっぱりそこら辺は、「XF150-600mm f5.6-8」はレンズの置き場含めて周りへの配慮も大分気を使います。ゴルフクラブで言えば、思いっきり振り回せるのは大きさ値段含めて確実にXC50-230mmのレンズなので、その思いっきり振り回せる感覚のお陰で良い写真が撮れる時もあると思うので。

僕は「XF100-400mm f4.5-5.6」、それと10月(今月ですね!)にフジのXマウント用が出るというタムロンの「150-500mm f5-6.7 Di III VC VXD」も気になってます。XF100-400mmは近くレンタルしてみるつもり。正直スペックとかいつ出たレンズとか、そういうのはあまり気にしてません。目標はあくまでタカの渡りをガッチリ、自分の最大限のパワーで撮ることなので。それが出来ればどれでも良いです。僕の旅はまだまだ続きます。

こちらのカメラとレンズで撮影しました。

スポンサーリンク

コメント