本気の「ワット・アルン」

スポンサーリンク

Fujifilm X-E4 / XC50-230mm f4.5-6.7 & XF35mm f1.4

日本人には三島由紀夫の小説『暁の寺』の舞台でも有名なバンコクのチャオプラヤ川沿いにある「ワット・アルン」。タイの三大寺院の一つでもある代表的な寺院です。僕も大好きな寺院でタイに住んでからは毎年、日本でいう初詣変わりに訪れています。

「XC50-230mm f4.5-6.7」のズームレンズを手にいれたので、ワットアルンをでっかく撮ってみたいと思ってました。行ったのは川を挟んで向かいにあるタイレストラン「View ARUN Restaurant & Bar」。ここはワットアルンのちょうど真向かいにあります。そして周りに有名なレストランが沢山あるお陰か、比較的お客が少なく、けっこう自由に席を移動しながらカメラ撮影ができます。料理も悪くはなかったですよ。

View ARUN Restaurant & Barで食べたタイ料理

グーグルマップを見るとレストランから川の向こうのワットアルンまでは約200メートルという距離。「XC50-230mm f4.5-6.7」でも撮れるけど、超でっかくは無理。という距離感のようです。僕は食事もほどほどに、とにかくひたすらワットアルンを撮影しました。本気のワットアルン撮影。本気の「ワット・アルン」です、、(汗)

「ワット・アルン」はプロ、アマチュア問わず、多くの写真家たちに撮影されてる寺院なので、数多くの作品が世にあります。もちろん僕自身もそれらを目にしてますので、意気込みだけで言えば、それらの中の“一番のワットアルンの写真を撮りたい”と挑んだわけですが、、ワットアルン。なかなかに難しいです。どうしても全体と、目の前の川を写してしまう。観光名所は先入観なのか、ガイド的な説明と絵的な装飾をつい写真の中に入れたくなる。何回も何回もシャッターを切りながら、目の前のリアルを見つめながら、とにかく装飾以外の何ものでもない照り光る川を撮るのはやめてみようと。

これはタイに限らずではありますが、アジア。特に東南アジアの観光名所は、写真で見るほど綺麗じゃない。特にその名所の周りの街や環境、ゴミの量なんかは。だからと言ってそれを面白おかしくフォーカスしたいわけじゃない。それも含めて混沌とした東南アジアならではの魅力。僕はそんなリアルも一緒に美しく、できることならカッコよく撮れればなと思います。まだまだ一番の写真を目指して、この場所にはまたカメラを持って訪れるつもりです。

▼FEVER_ASIAで紹介されました。

FEVER_ASIA (Instagram)へ

こちらのカメラとレンズで撮影しました。

スポンサーリンク

コメント